ラジオパーソナリティは、ラジオ番組においてパーソナリティのしゃべりを交えながら番組の進行を行う仕事です。
ラジオ番組といっても、
・タレント冠番組
・情報/ニュース
・音楽番組
・スポーツ中継
・ラジオショッピング
などのコンテンツがあり、ラジオ特有の共通点として、顔の見えないラジオパーソナリティがどのようにリスナーの琴線に触れる話ができるかがポイントとしてあります。
ラジオパーソナリティーとは
昔はラジオ番組を進行する役はラジオアナウンサーと呼ばれていましたが、アメリカのFM局でしゃべり手の名前をつけた番組を『パーソナリティー・プログラム』といったのが始まりで、現在はパーソナリティーと呼ばれるようになりました。
ラジオパーソナリティーの仕事
ラジオのパーソナリティーとリスナーの距離感は、『温かみのある、人との距離感』が特徴です。
ラジオでは日常のちょっとした出来事やユーモアとも呼べないユーモアで、クスッとさせる距離感が大切で、リスナーに触れる話。つまりリスナーの記憶の扉を開けて、そのときの気持ちや情景に『あるある』と記憶の琴線に触れる話ができることが大切です。
ハガキを読んだり、アドリブでフリートークしたり、ゲストから面白い話・業界話を引き出したりして番組を進行するのが、ラジオパーソナリティーの主な仕事です。
リスナーにどれだけ自分のパーソナリティーを売り込み、信頼関係を築けるかは、リスナーとさりげない日常を話題に、時間や思いを共感するしゃべりを身につけているかどうかで、ラジオパーソナリティーとしての人気に差がでてきますよ。
ラジオパーソナリティーになるには
パーソナリティーを直訳すると個性なので、ラジオ局のアナウンサーだけでなくタレント・俳優・声優・歌手などそれぞれの分野で人気があって個性豊かな人たちが、ラジオパーソナリティーとして活躍しています。
ラジオパーソナリティーとなるには、
・ラジオ局のアナウンサーとして就職
・ラジオ局の番組オーディションで合格する
・関係者におもしろいからといって推薦してもらう
・番組の枠を買う(特に、コミュニティーFM)
…といった方法があります。
ラジオパーソナリティーの基礎は、アナウンススクールや放送系専門学校で学べますよ。
ラジオパーソナリティーの募集先
ラジオ局にアナウンサーとして就職するのが確実な道でしょう。
以外でラジオパーソナリティになるためには、ラジオ局の番組オーディションで合格するしかありません。
ただ、安く番組の枠を買えるコミュニティーFMでは、学校や企業でPR目的に放送もしているので、それらの団体に所属してもラジオパーソナリティーとして活動できます。自分で購入し、趣味で放送することもコストを除外しすれば可能です。